シュガーミキ(笠松美樹)の現在の姿とは?変わらぬ音楽愛に感動

80年代女性グループ

1980年代、テレビに映るたびにその可愛さとコーラスの美しさで注目された女性グループ「シュガー」。中でも、メインボーカルを務めていたミキさんの存在感は、今も記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。

「くたばっちまえ!アーメン」というインパクト抜群の歌詞と、3人の爽やかなビジュアルとのギャップは、当時の歌番組をよく見ていた世代にとっては衝撃的でしたよね。私も学生時代、あの曲がテレビから流れてくると、思わず画面にくぎ付けになったものです。

今回は、そんなシュガーの中心メンバーだったミキこと笠松美樹さんにスポットを当て、現在の活動やライフスタイルに迫ります。

絶対に最後まで読んでくださいね!

シュガー ミキ(笠松美樹)かわいさと知性を兼ね備えた素顔

ミキ(笠松美樹)さんは東京都出身、1960年7月15日生まれ。高校は私立の日本大学鶴ヶ丘高校を卒業しています。

実はこの学校、俳優の岩城滉一さんや内田理央さんなど、多くの著名人を輩出している名門校です。ミキ(笠松美樹)さんもその一員だったというのは、なんだか納得ですよね。高校時代から学業も優秀だったそうで、きっと音楽だけでなく、内面のしっかりした芯のある女性だったのだと思います。

 

シュガー ミキ(笠松美樹)は後から加わった”最後のピース”

もともとシュガーは、クミさんとモーリさんの二人組で活動していました。そこに加わったのがミキ(笠松美樹)さん。3人が揃ったとき、グループ名を「シュガー」として本格的にスタートしました。

3人のバランスが絶妙で、それぞれが”甘すぎない大人の魅力”を持っていたのも魅力のひとつでした。

 

シュガー ミキ(笠松美樹)/可愛いのに下ネタ?ギャップが生んだカリスマ性

ミキ(笠松美樹)さんは、当時「かわいい!」と絶賛され、多くの男性ファンを魅了しました。ただし、そのかわいさだけが売りではありませんでした。

3人は時にユーモラスで、少し下ネタを交えたトークも展開するなど、自由で飾らない”素”の魅力を見せてくれていました。

このギャップが、アイドルともシンガーとも違う、”唯一無二の存在感”としてファンの心に深く刻まれているのだと思います。

 

1987年シュガー解散へ

シュガーは1987年に解散します。表向きの理由は「音楽性の違い」ですが、実際にはメンバーそれぞれに”やりたいこと”があったのでしょう。

特に印象的なのは、モーリさんが解散後に「いつかまた再結成しようね」と話していたこと。子育てが落ち着いたら、また3人で活動したい…そんな未来が確かにあったのです。

ですが、その未来は1990年、モーリさんの急逝により儚く閉ざされてしまいます。

当時のモーリさんのニュースは、とてもショックでした。その後、明るく自由だった3人の姿は深い悲しみとともに”伝説”へと変わっていったようです。

 

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シュガー ミキ(笠松美樹)/沈黙の中で静かに音楽活動

モーリさんの死をきっかけに、ミキ(笠松美樹)さんは表舞台から距離を置き、静かに創作の道を選びます。

テレビ朝日の子ども向け番組「パオパオチャンネル」のコーナー「ピッカピカ音楽館」では、自身の楽曲『ねこのひげ』を披露。芸名は「MIKI」や「DE:RAH」など様々に使い分けていました。

派手に再スタートを切るのではなく、”音を通して何かを伝える”というシンプルな姿勢を選んだミキ(笠松美樹)さん。そこには、失った人への想いと、自分なりの音楽への誠実な向き合い方があったのかもしれません。

さらに、「森田公一とトップギャランII」のキーボーディストとしても活動。短期間のサポートではあったものの、その柔らかくも芯のある音色がグループを彩っていたのです。

決して前に出過ぎないけれど、確かにそこに”いる”という存在感。ミキ(笠松美樹)さんの演奏には、そんな静かな力強さが込められているように感じられました。

 

シュガー ミキ(笠松美樹)の現在/作曲家・声優・YouTuberとしての活動

現在のミキ(笠松美樹)さんは、主に作曲家として活動しています。代表作には、NHK・Eテレで放送されたアニメ『はなかっぱ』の楽曲や、「カルカルカルシウムの唄」など、子どもたちが口ずさむ楽しい音楽が多く含まれています。

実はその『はなかっぱ』では声優としても出演していて、ふわ吉のママ役を担当しています。

眼鏡にワンピースという優しいママ像が、ミキ(笠松美樹)さんの声にピッタリなんです。

YouTubeチャンネル「MIKI KASAMASTU」も運営していて、2010年からコツコツと楽曲を投稿。まだ動画数は少ないですが、ファンにとっては宝物のようなチャンネルです。2021年には「ガヤトリーマントラ」を公開するなど、独自のペースで活動を続けています。

 

シュガー ミキ(笠松美樹)/クミの変わらぬ絆が支えに

ミキ(笠松美樹)さんは、元メンバーのクミ(長沢久美子)さんと現在も深い友情で繋がっています

なんと誕生日が同じ「7月15日」!!これはもう運命としか言いようがありません。今でも一緒に誕生日を祝ったり、ときどきライブイベントで共演したりすることもあるそうです。

あの頃の「シュガー」を思い出せる、数少ない”音の記憶”が今も続いているんですね。

 

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シュガー ミキ(笠松美樹)まとめ/言葉よりも音で伝える”静かなる情熱”

シュガーのミキ(笠松美樹)さんは、もうステージの真ん中に立つことは少なくなったかもしれません。でも、その分、言葉に頼らず音で伝える力を磨き続けているように思います。

「くたばっちまえ!アーメン」と歌った彼女が、いまは「子どもたちのための音楽」や「癒しのメロディ」を届けています。それは、時を超えて変わらぬ”音楽への愛”がそこにあるからこそ。

いまも、これからも、ミキ(笠松美樹)さんの音楽は、静かに私たちの心を温め続けてくれるでしょう。

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